台船
だいせん
名詞
標準
barge
文例 · 用例
これを防ぐためこの頃行われ始めた方法は、海岸ならばそこに繋留した灯台船の底に鳴鐘を附け、不断これを鳴らしている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
目下大西洋並びに沿岸航路でこれを使用している灯台船が五十六艘、汽船が二百十艘ある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
そっちにすわっているおこり虫は左がいけるほうじゃから、それも二、三本忘れずに用意しておいてくださいましよ」 舟遊山ならば屋台船にしそうなものであるが、どうしたことか伝馬船を雇って用意万端の整うのを待ちうけながら、さっさと乗りうつりました。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
エビ藻だの、フサ藻だの……どうしてもいけなけれゃ、潜水夫を入れるしかありませんが、ここには台船なんというものもないので……」 この湖水では死体があがったためしはないと、昨日、大池が言っていたが、それは久美子のほうがよく知っている。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
海岸には人家絶えてなく、ただ灯台船(灯台をのせたる船)の水上に漂えるを見るのみ。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
ゆっくり寝て、ゆっくり朝飯を済まして艇のつないである台船のところへゆく。
— 久米正雄 『競漕』 青空文庫
この二科はよく台船のところで一緒になった。
— 久米正雄 『競漕』 青空文庫
双方の艇は一緒に台船のところで順序の来るのを待っていた。
— 久米正雄 『競漕』 青空文庫
作例 · 標準
湾岸エリアの建設現場へ向けて、巨大なクレーンを積んだ台船がゆっくりと進んでいる。
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花火大会の夜、海上に浮かべられた数隻の台船から色鮮やかな大輪の花が打ち上がった。
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台船の上で作業員たちが手際よく資材を積み込み、次の目的地へと出発する。
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