怖いもの知らず
こわいものしらず
名詞-の形容詞名詞
標準
foolhardy
文例 · 用例
そう云えば、むす子の女性に対する「怖いもの知らず」の振舞いの中には、女性の何もかもを呑み込んでいて、それをいたわる心と、諦め果てた白々しさがある。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
いままでの話でもわかるとおり、善くいえば勇猛果敢、悪くいえば変質者に近いほど怖いもの知らずのマタ・アリである。
— 牧逸馬 『戦雲を駆る女怪』 青空文庫
橘の刀を払い落として、難なく捕まえ、三郎 怖いもの知らずのことをする。
— 藤野古白 『人柱築島由来』 青空文庫
馬鹿ですから怖いもの知らずです。
— 甲源一刀流の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「爺さんだって、怖いもの知らずの自信を持てばいいんだ」彼は言った。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
若い体をもちながら、三日すればやめられねえという諺どおり自堕落にまかせて、世の中に怖いもの知らずで歩いていたものだ。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
だのに、怖いもの知らずの若殿は、そういう異変の予報をうけた翌日、しかも逢う魔が時という夕暮をことさらに選んで、「べつに用もないのじゃが、退屈しのぎに、ちょッと染屋の観音まで歩いて行ってみる。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
てめえの半殺しにした猫の化物を、吉浦さひっぱってって、見世物にしたら、さぞ見物がきて、もうかるべえなァ」 こわいものしらずの若者たちが、幽霊がでるの、怪猫の化物がでるのときかされて、いさみにいさんで内心大よろこびで、でかけてきているのですから、そのげんきのよいことといったらお話になりません。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、危険な場所にも平気で踏み込む「怖いもの知らず」だ。
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「怖いもの知らず」にもほどがある、と周りは彼の無謀な行動を心配していた。
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その新人は、経験豊富な先輩社員にも物怖じしない「怖いもの知らず」ぶりを発揮した。
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