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突っ切る

つっきる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to cross
文例 · 用例
農家の垣には梨の花と八重桜、畠には豌豆と蚕豆、麦笛を鳴らす音が時々聞こえて、燕が街道を斜めに突っ切るように飛びちがった。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
「なにしろ悪く寒いね」「この二、三日は冴え返りました」「これから田圃を突っ切るのは楽じゃあねえ。
春の雪解 半七捕物帳 青空文庫
お鳥は花屋敷前の暗い木立ちのなかを脱けて、露店の出ている通りを突っ切ると、やがて浅黄色の旗の出ている、板塀囲いの小体な家の前まで来てお庄を振り顧った。
徳田秋声 足迹 青空文庫
それを突っ切ると杉の小山。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
おそらく、五羽の鰹鳥はその籠をひいて、底をかすかに水面に触れながら、まっしぐらに突っ切るだろう。
小栗虫太郎 「太平洋漏水孔」漂流記 青空文庫
ブルッと血顫いした葉之助、そのまま前庭を突っ切ると、正面に立っている古代造り、久田の姥の住む館へ、飛燕のように飛び込んで行った。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
出た所が富島町で、それを突っ切ると亀島橋、それを渡れば日本橋の区域、霊岸島から出ることが出来る。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
金精峠の麓、菅沼湖畔の山の家の所から、小舟に乗って湖を突っ切る
豊島与志雄 山吹の花 青空文庫
作例 · 標準
突然の来客に驚き、彼は椅子から勢いよく立ち上がり、言葉を失って突っ立った。
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軍人は、指揮官の号令一下、寸分の狂いなく直立不動に突っ立った。
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バス停で待っている間、彼は特にすることもなかったので、ただぼんやりと突っ立っていた。
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突っ切る(つっきる) — 幻辞.com