寵妃
ちょうひ
名詞
標準
favourite concubine
文例 · 用例
*10 ラワリエール公爵夫人 ルイズ(1644-1710)フランス王ルイ十四世の寵妃で、四人の子女までもうけたが、王の愛がモンテスパンに移るに及んで修道院へ入り、そのまま世を終った。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
〔二人別々に退場――幕〕 そうして、ポローニアスの死骸を引き摺ったハムレットが、下手に退場してしまうと、「ハムレットの寵妃」第三幕第四場が終るのである。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
彼等は口を揃えて、一人憤然とこの劇団から去った、風間九十郎の節操を褒め讃えていた、そして、法水麟太郎の作「ハムレットの寵妃」を、「|悼ましき花嫁(チャールス二世の淫靡を代表すると云われるウィリアム・コングリーヴの戯曲)」に比較して、如何にも彼らしい、ふざけるにも程がある戯詩だと罵るのであった。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
然し、何より読者諸君は、法水が戯曲「ハムレットの寵妃」を綴ったばかりでなく、主役ハムレットを演ずる、俳優として出現したのに驚かれるであろう。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
その女ホレイショの媚体は、孔雀の個性そのものであるせいか、曽ての寵妃中の寵妃――エーネ・ソレルの妖|※振りを凌ぐものと云われた。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
得も云われぬ微妙な線が、肩から腰にかけ波打っていて、孔雀は肥った胸を拡げ、逞ましいしっかりした肉付の腰を張って、夢幻の寵妃を、その人であるかの如く、演じて行くのである。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
堀河の典侍は帝の寵妃であるから、この人の奏聞には帝も御耳を傾けられた。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
周の幽王に一人の寵妃があった、ところが、彼女は笑ったためしがない。
— 第二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
皇帝は、寵妃(お気に入りの側室)を溺愛し、贈り物で彼女を甘やかした。
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政治的陰謀は、しばしば皇帝の寵妃(お気に入りの側室)を中心に展開された。
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彼女は皇帝の寵妃(お気に入りの側室)として、その地位を確立した。
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