茶色っぽい
ちゃいろっぽい
形容詞
標準
brownish
文例 · 用例
茶色っぽい絣の袷に黒い衿を重ねて小倉の袴の上から同じ羽織をかっつけた様にはおって居た。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
布地にでも例えると、茶色っぽい綿モスリンのような雰囲気――つまり、どんなに燈灯が軒なみに輝いても、それを明快にキラキラ反映させる何かが無い、明るさを吸い込んでしまう。
— 宮本百合子 『茶色っぽい町』 青空文庫
十月七日(水曜)『読売』のために、「茶色っぽい町」十一枚を送る。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
茶色っぽい蔵部屋の一部が、周囲の木の色とつり合って、七月始めの育ち切れない日光の下になつかしげにしっとりと見えて、朝霧の濃く立ちこめた朝早くなどは、そのじき傍を通って居る町への往還を行くおぼろげな人影や馬の嘶きなどのために小器用な背景となるその家は一しお心を引かれる様な姿であった。
— 宮本百合子 『お久美さんと其の周囲』 青空文庫
ふらふらと歩き回る人の群れの顔は異様に暗く、幾十年の風雨に晒された茶色っぽい建物にある店屋の上には異国の看板があった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
彼は隅々まで探したが、茶色っぽい滴りや汚れはどこにも見つからなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
検屍官はその中に一人の幼児のものがあり、他には――茶色っぽい襤褸布に混ざって――比較的小柄で腰の曲がった一人の高齢女性のものがあると鑑定した。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
発見された時その内側には禍々しくも茶色っぽい染みが付着していた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
作例 · 標準
古い写真の色は、全体的に茶色っぽくなっていた。
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彼の新しいジャケットは、少し茶色っぽいグレーだ。
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砂浜に打ち上げられた流木は、茶色っぽい色をしていた。
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