神役
しんやく
名詞
標準
文例 · 用例
中臣天神寿詞と、天子祓えの聖水すなわち産湯とが、古くはさらに緊密に繋っていて、それに仕えるにふ神役をした巫女であったと考えることは、見当違いではないらしい。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
中臣天神寿詞と、天子祓への聖水即産湯とが、古くは更に緊密に繋つてゐて、其に仕へるにふ神役をした巫女であつたと考へる事は、見当違ひではないらしい。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
遠来の神の居る間に、新しく神役――寧、神に扮る――を勤める様になつた未受戒の成年に戒を授けて、童の境涯から脱せしめる神秘を、行うて置くのであつた。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
此神役の資格を得て、はじめてをとめである。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
ともかく、片方は神役であることを忘れてゐるが、受けてはやはり、なり物の木の精霊のつもりである。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
そして、此行事を行ふものが、山割り鬼で、花祭りの中、最重大な神役であります。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫