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蔀戸

しとみど
名詞
1
標準
latticed shutters (in traditional Japanese and Chinese architecture)
文例 · 用例
荒い風が吹き出して簡単な蔀戸などはひしひしと折れそうな音をたてているのに紛れて人が忍び寄る音などは姫君の気づくところとなるまいと女房らは思い、静かに薫を導いて行った。
総角 源氏物語 青空文庫
蔀戸はおりて居て、枕邊は一面の闇がたけ高く聳えてゐる。
折口信夫 死者の書 續篇(草稿) 青空文庫
蔀戸をあげ、障子囲ひにした店床を卸した落ちついた家で、手札型の台紙にはつた舞台姿や、豆写真を張りつけた糸巻などが、そこの商品であつた。
折口信夫 春永話 青空文庫
その西側に、小な蔀戸があつて、其をつきあげると、方三尺位な※になるやうに出來てゐる。
釋迢空 死者の書 青空文庫
姫は、蔀戸近くに、時としては机を立てゝ、寫經してゐることもあつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
さうして、晝すら何か夢見るやうな目つきして、うつとり蔀戸ごしに、西の空を見入つて居るのが、皆の注意をひくほどであつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
祭りの夜でなくても、村なかの男は何の憚りなく、垣を踏み越えて處女の蔀戸をほと/\と叩く。
釋迢空 死者の書 青空文庫
荒々しい聲と一しよに、立つて、表戸と直角になつた草壁の蔀戸をつきあげたのは、當麻語部の媼である。
釋迢空 死者の書 青空文庫
作例 · 標準
古い寺院の蔀戸は、風雨にさらされて味わい深い色合いになっていた。
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夏の日差しを避けるため、縁側の蔀戸を閉めた。
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蔀戸の隙間から、庭の緑がわずかに見えた。
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