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帯代

おびしろ
名詞
1
標準
文例 · 用例
五尺そこそこの矮躯に紺の脚絆、一枚引っかけた盲目縞長ばんてん、刀の下緒のような真田紐を帯代りにちょっきり結んで、なるほど両脚が釘抜のように内側へ曲がっている。
宙に浮く屍骸 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
林の中ではどうにか傘もさせたが、尾根に出てからは傘どころか、茣蓙を体に巻き付けて、帯代りに細引をしめても、風を孕んで吹き上げられそうになる、それで傘は茣蓙にくるんで腰にさし、いつでも両手を使えるようにしていた。
木暮理太郎 木曾駒と甲斐駒 青空文庫
風俗野卑なりなどと書く紀行家に言わせると、湯巻の上に襦袢一つ、細帯代りに前掛を締め、寒ければちゃんちゃんをはおるなどと報ずるのが普通であろう。
柳田国男 雪国の春 青空文庫