素人芝居
しろうとしばい
名詞
標準
amateur theatricals
文例 · 用例
この村では毎年春秋の二期に素人芝居が行はれる習慣だつたが、永年の旧劇はもう飽きたから今年は西洋劇を上演しよう、が、もつとも吾々に手ツとり早く演れるものは何か?
— 牧野信一 『喜劇考』 青空文庫
勿論、これらはいずれも一種の素人芝居に過ぎないので、普通の劇場とは没交渉のものであったが、それでもたび重なるに連れて、いわゆる素人の書いた演劇というものが玄人の眼にも、だんだんに泌みて来たと見えて、その年の十二月、紫紅君は新派の河合武雄君に頼まれて史劇「みだれ笹」一幕(市村座)を書いた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
初午祭の素人芝居の楽屋になっているていで、そこには鏡台が幾つも列んで、座蒲団などもある。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
お聞き及びかも知れませんが、この十日の初午の晩に具足町の和泉屋で素人芝居がございました。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
十右衛 素人芝居の役者になるほどでございますから、お芝居は勿論大好きでございましたが、そのほかに碁将棋のたぐいの勝負事は嫌い、酒も嫌い、若い者としてはまず道楽の少ない方で、女道楽の噂などもついぞ聞いたことはございませんでした。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
京橋の和泉屋で素人芝居のあったのは……」と、老人は思い出したように云った。
— 勘平の死 『半七捕物帳』 青空文庫
「お聞き及びでございましょうが、この十九日の晩に具足町の和泉屋で年忘れの素人芝居がございました」「そう、そう。
— 勘平の死 『半七捕物帳』 青空文庫
和泉屋の家じゅうが芝居気ちがいで、歳の暮には近所の人たちや出入りの者共をあつめて、歳忘れの素人芝居を催すのが年々の例であった。
— 勘平の死 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼の初めての舞台は素人芝居だったが、観客を魅了した。
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学園祭の素人芝居は、準備期間が短かったにもかかわらず大成功だった。
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彼は素人芝居の劇団に入って、週末は演劇の練習に励んでいる。
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