誰でも
だれでも
表現代名詞
標準
anyone
文例 · 用例
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
ケチなこつたと云つて呉れるな、子供つぽい考へだとも云つては呉れるな、誰でもが各自持つてるおきまり自問自答の二つ三つ、それこそは生きた詩であらうから。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
松岡などに逢ったら、多少でも良心のあるひとなら誰でも、へどもどしますよ。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
誰でもはじめは、やられますよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
――こうしてお互いに生きているというのは、なんだか、なつかしいことでもあるな」「人は誰でもみんな死ぬさ」
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
聖書を一度、情熱を以て精読した人なら、誰でも知っている筈のものを、ことごとしく取扱っているだけであった。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
友に裏切られたことは、見も知らぬ男に裏切られたより悲しい――といふのは誰でも分る。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
だが、そんな理窟は誰でも分る。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
作例 · 標準
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あのレストランの料理は、誰でも美味しいと感じるはずだ。
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