煙を吐く
けむりをはく
表現動詞-五段-カ行
標準
to emit smoke
文例 · 用例
酒中花欠皿に開いて赤けれども買う人もなくて爺が煙管しきりに煙を吐く。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
」大学士はにこにこ笑ひ立ちどまって巻煙草を出しマッチを擦って煙を吐く。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」大学士はにこにこ笑い立ちどまって巻煙草を出しマッチを擦って煙を吐く。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
(なぜ、あたしの赤い煙突はあのように元気よく煙を吐くのかしら……そんな筈ではないのに!
— 渡辺温 『赤い煙突』 青空文庫
間もなく、青年の言葉通り、赤い煙突は再び煙を吐くことがなくなった。
— 渡辺温 『赤い煙突』 青空文庫
そこでまた清々しく一吸して、山の端の煙を吐くこと、遠見の鉄拐の如く、「夏はさぞ涼いでしょう。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
が、とにかく、これは問屋、市場へ運ぶのではなく、漁村なるわが町内の晩のお菜に――荒磯に横づけで、ぐわッぐわッと、自棄に煙を吐く艇から、手鈎で崖肋腹へ引摺上げた中から、そのまま跣足で、磯の巌道を踏んで来たのであった。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
猫いらずを飲んだ人は口から白い煙を吐くそうであるからねずみでも吐くかもしれない。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
作例 · 標準
工場の煙突からは、常に白い煙が空へと吐き出されている。
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古い蒸気機関車が、力強く煙を吐きながら駅に滑り込んできた。
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「うおおー!炎と、そして大量の煙を吐いてやる!」と、勇者がドラゴンに立ち向かい叫んだ。
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