修善
しゅぜん異読 しゅうぜん
名詞動詞-サ変
標準
accumulating good deeds
文例 · 用例
例えば修善寺における大患以前の句と以後の句との間に存する大きな距離が特別に目立つ、それだけでも覗ってみる事は先生の読者にとってかなり重要な事であろうかと思われる。
— 寺田寅彦 『夏目先生の俳句と漢詩』 青空文庫
たしか三年の冬休みに修善寺へ行ってレーリーの『音響』を読んだ。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
里見さんのは確か修善寺あたりの球突塲を題材にしたもので、そこに集まつてくる温泉客や町の常連の球|突振そのものを例の鮮かな筆致で描いてあつたかと思ふ。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
が、菜の花や薄の上をすらすらと、すぐに修善寺へついて、菖蒲湯に抱かれるやうな、優しいのではない。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
清水で降りて、三保へ行き、それから修善寺へまわり、そこで一泊して、それから帰りみち、とうとう三島に降りてしまいました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
夏目先生の「修善寺日記」には生まれ返った喜びと同時にはるかな彼方の世界への憧憬が強く印せられていて、それはあの日記の中に珠玉のごとくちりばめられた俳句と漢詩の中に凝結している。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
その修善寺における数吟のごときは芭蕉の不易の精神に現代の流行の姿を盛ったものと思われる。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
自分の洋行の留守中に先生は修善寺であの大患にかかられ、死生の間を彷徨されたのであったが、そのときに小宮君からよこしてくれた先生の宿の絵はがきをゲッチンゲンの下宿で受け取ったのであった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
日々の小さな親切も、積もり積もれば大きな修善となる。
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彼は、人生の後半で修善に励み、多くの人々に感謝された。
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仏教では、修善を積むことで功徳が得られるとされている。
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