地に落ちる
ちにおちる
表現動詞-一段
標準
to drop like a rock (e.g. of reputation, power, influence)
文例 · 用例
(歩き乍らのアクション) 彼方の――大地に落ちる紙入れ。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
それだのに枝頭を離れて地に落ちる木の葉の音は繁かった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
たとえばだね」 と、小田は新しい煙草に火をつけて、「――林檎は実が円熟して地に落ちる時が一番うまいんだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
地に落ちるとただちに死んでしまいました。
— 新美南吉 『巨男の話』 青空文庫
いや』(奪い取り合ううち、松明はぱったり地に落ちる。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
夜露がもう薄い露になっていて、地に落ちる提灯の影が白かった。
— 岡本椅堂 『黄八丈の小袖』 青空文庫
ところが、ハチを胸のうちに深く抱き込んだクモの脚は急激な痛手で一挙に内に向つてかぢかんだために、敵を抱いたまゝ、丸く凝固して、悶絶したので、地に落ちるといつしよに脚場もなくころころと急斜面である歯朶類の「大森林」の中を転げて、あはやといふ予猶もなく、水の上を目がけてもんどりを打つたのである。
— 牧野信一 『ベツコウ蜂』 青空文庫
撃たれた猴は叫んで地に落ちると、その腹は裂けていた。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
スキャンダルによって、彼の名声は地に落ちた。
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一度失った信用は、なかなか回復せず、地に落ちるばかりだ。
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かつての栄光は地に落ち、彼は孤独な晩年を送った。
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