ガス焜炉
ガスこんろ異読 ガスコンロ
名詞
標準
gas stove
文例 · 用例
油虫の多い炊事場は、二階階段の上り端に、便所と隣りあつてあるが、流しもとは狭くて水道栓は一つ、ガス焜炉は二つしかないので、支度時には混雑して、立つて空くのを待つてゐなければならない。
— 武田麟太郎 『日本三文オペラ』 青空文庫
当時流行の尖たん花ガスは、花の形ちをした鉄の輪の器具の上で、丁度|現今、台所用のガス焜炉のような具合に、青紫の火を吐いて、美観を添え、見物をおったまげさせていたのだ。
— 長谷川時雨 『朱絃舎浜子』 青空文庫
ガス焜炉を動かして台を拭きながら、「まだでしょう」「しまっているんですけれど――」「へえ……つい今しがたまでいたんだが……じゃかえったかな」 大してとり合う気勢もない。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
流しのそばのガス焜炉で、薬罐の湯が煮えたぎっている音が聞こえた。
— 山川方夫 『軍国歌謡集』 青空文庫
机の前に戻ろうとして、ふと私は部屋の隅に赤く錆びたガス焜炉があるのに眼をとめた。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
そこで脇から手を翳すようにしたが、そもそもガス焜炉はそういう仕掛になっているのだろう、脇へはウソみたいに熱を放射しないのである。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
彼女は夕食の支度をした、ガスこんろかアルコールランプかで。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの台所には、今では珍しい鋳物製の重厚なガス焜炉が置かれていた。
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新しいガス焜炉は安全装置が充実しており、火が消えると自動でガスが止まる。
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鍋の季節になると、食卓の中央にカセット式のガス焜炉を準備する。
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地震で停電した際、カセットボンベを使うガス焜炉が大変役立った。
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