気が知れない
きがしれない
表現形容詞
標準
unable to understand (reason, motive, etc.)
文例 · 用例
F屋|喫茶店にいた文学青年給仕のM君はよく、銀座なんか歩く人の気が知れないと言っていたが、考えてみれば誠にもっとも至極なことである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
俺の様なものを引張つて、志士らしく、思想家らしく取扱はうとする当局者の気が知れない。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
「あのね、こんなネクタイを編ませたりするAの気が知れない。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
そんな有難い母といふものがありながら、病気になつたり、なまけたりしてゐるやつの気が知れない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
筋子なぞを、平気でたべる人の気が知れない。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
あなたをたんと褒めて居たが、おしまいが好いや、――だけどあの方あんなに息子の事ばかり思ってんのが気が知れないって。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
また或る批評家は正直にかう告白してゐる『神泉が色調でセピア風なものを好む心理がわからない、また日本画壇ではその点珍らしい作家だ――』と、他の画家が、青だ赤だ藍だと騒いでゐるときに、神泉は茶つぽい色を好んで使用する気が知れないといふのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
遠国の者は気が知れないからね。
— 牧野信一 『父の百ヶ日前後』 青空文庫
作例 · 標準
「あんな危険な場所でキャンプをするなんて、彼らの気が知れないよ」
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「こんなに美味しいものを残すなんて、君の気が知れないな」
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「わざわざ行列に三時間も並んでまでパンケーキを食べたい人の気が知れない」
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