ゆで卵
ゆでたまご
名詞
標準
boiled egg
文例 · 用例
赤い車海老はパセリの葉の蔭に憇ひ、ゆで卵を半分に切つた斷面には、青い寒天の「壽」といふ文字がハイカラにくづされて畫かれてゐた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
赤い車海老はパセリの葉の蔭に憩い、ゆで卵を半分に切った断面には、青い寒天の「壽」という文字がハイカラにくずされて画かれていた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
一度ゆで卵を取り落して壊した後は、卵を得るごとに堅い物で打ち欠き指もてその殻を剥ぐ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
わきの寝台に腰をかけ、前へ引きよせた椅子の上に新聞をひろげ、バター、キューリ、ゆで卵子二つ、茶でファイエルマンが夕飯をたべる。
— 宮本百合子 『一九二九年一月――二月』 青空文庫
然しわざわざめし屋に入る気もしなかった藤次郎は、池の角の所に出ていたゆで卵屋の所で、四ツばかり卵を買うとそれをそのまま袂に入れた。
— 浜尾四郎 『夢の殺人』 青空文庫
やつとの思ひで、荷物を持ち上げ、廣場を横ぎり、あかあかと灯のついてるレストランに入り、何か食はせてもらはうとしたが、ゆで卵二つのほか食ふものとては一つも手に入らなかつた。
— 野上豐一郎 『大戰脱出記』 青空文庫
朝から支度をして、ナージャ台所でカツレツをつくるやら、ゆで卵をつくるやら、急な洗濯の火熨をかけるやら、九時頃立った。
— 一九二八年(昭和三年) 『日記』 青空文庫
ゆで卵子を二つで腹を拵へたんですから疲れも何もなく、何時の間にかグッスリ寝こんでしまひました。
— 知里幸恵 『手紙』 青空文庫
作例 · 標準
朝食にゆで卵とトーストを食べるのが私の定番だ。
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ラーメンには半熟のゆで卵がよく合う。
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ピクニックに持っていくために、ゆで卵をたくさん作った。
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