焚き染める
たきしめる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to perfume clothes by burning incense
文例 · 用例
その香の高い中へ、衣服にたきしめる衣被香も混じって薫るのが感じよく思われた。
— 初音 『源氏物語』 青空文庫
左大将は晴れがましくて、音楽会のいかなる場合に立ち合うよりも気のつかわれるふうで、きれいな直衣を薫香の香のよく染んだ衣服に重ねて、なおも袖をたきしめることを忘れずに整った身姿のこの人が現われて来たころはもう日が暮れていた。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
手紙でも、かすかないい薫りを夏は送りたいと考案中です、昔の殿上人のように香をたきしめるわけにも行かないが、何かと思います。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
大切なお客様を迎える前に、奥座敷の着物に香を焚き染めておく。
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彼女が通り過ぎると、白檀を焚き染めたような奥ゆかしい香りがふわりと漂った。
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婚礼の衣装を香炉の上にかざし、雅な香りを隅々まで焚き染める。
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