握らせる
にぎらせる
動詞-一段
標準
to let a person take hold of
文例 · 用例
それに依つて桃太郎の鬼征伐も大いに讀者諸君の共鳴を呼び起し、而してその戰鬪も讀む者の手に汗を握らせるほどの眞に危機一髮のものたらしめようとたくらんでゐた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それでなければ讀者の手に汗を握らせるわけにはいかぬ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」 高信さんが、銀貨を若干、先棒の掌へポンと握らせると、にこりと額をうつむけた処を、「いくら貰うたかい。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
」 と、ありなしの縁に曳かれて、雛妓の小とみ、弟が、かわいい名の小次郎、ともに、杖まで戸惑いしてついて来て、泣いていた、盲目の爺さんが、竹の杖を、お光の手に、手さぐりで握らせるようにして、「持たっしゃれ、縋らっしゃれ。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
そして葛飾を庇うためにピストルを死人の手に握らせる。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
睫毛の長い、大きな眼を愛想よくクルクルさせながら、何か二言三言早口に言って、昂作の垢だらけの手に五十銭銀貨を一つ握らせると、チョットあどけなくお辞儀をした。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
それに依つて桃太郎の鬼征伐も大いに読者諸君の共鳴を呼び起し、而してその戦闘も読む者の手に汗を握らせるほどの真に危機一髪のものたらしめようとたくらんでゐた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それでなければ読者の手に汗を握らせるわけにはいかぬ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
先生は生徒に鉛筆を正しく握らせた。
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子供が興味を示すと、親はすぐにそのおもちゃを握らせた。
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彼は部下に重要な書類を握らせ、責任感を促した。
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