星の数ほど
ほしのかずほど
表現副詞名詞
標準
innumerably
文例 · 用例
」 星の数ほど、はらはらと咲き乱れたが、森が暗く山が薄鼠になって濡れたから、しきりなく梟の声につけても、その紫の俤が、燐火のようで凄かった。
— 泉鏡花 『縁結び』 青空文庫
夜のとばりがせめてもに、この醜さを隠しましょうと、色男気取った氏神詣りも、悪口祭の明月に、覗かれ照らされその挙句、星の数ほどあるアバタの穴を、さらけ出してしまったこの恥かしさ、穴あらばはいりもしたが、まさかアバタ穴にもはいれまい。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
女|旱りがすれば格別、主ある女房にいい寄って、危い思いをするよりも宮川町の唄女、室町あたりの若後家、祇園あたりの花車、四条五条の町娘、役者の相手になる上臈たちは、星の数ほどあるわ。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
美しき娘たちは後から星の数ほどむらがり、チャンスはみちみちている。
— ――恋愛―― 『学生と生活』 青空文庫
書物は星の数ほどある。
— ――いかに書を読むべきか―― 『学生と読書』 青空文庫
結婚などというものは星の数ほどの相手の中から二人が選び出されて結び合うその契機の最大なものはこの縁であるといってよい。
— 倉田百三 『人生における離合について』 青空文庫
戦争を見物したいといふ人間なら星の数ほどあるであらうが、兵隊になつて自分自身が戦争するといふことになると、これは誰でも尻ごみする。
— 坂口安吾 『わが戦争に対処せる工夫の数々』 青空文庫
善人尚もて往生を遂ぐ況や悪人をや、とはこの崖であり、この崖は神に通じる道ではあるが、然し、星の数ほどある悪人の中の何人だけが神に通じ得たか、それは私は知らないが、そして、又、私自身神サマにならうなどと夢にも考へてゐないけれども、孤独の性格の故に私は悪人を愛してをり、又、私自身が悪人でもあるのである。
— 坂口安吾 『蟹の泡』 青空文庫
作例 · 標準
新しいアイディアが、星の数ほど彼の頭の中に浮かんだ。
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この街には、星の数ほど飲食店があるから、どこで食べるか迷ってしまう。
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感謝の気持ちは星の数ほどありますが、言葉では伝えきれません。
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