調色
ちょうしょく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
mixing colors
文例 · 用例
主調色は青であり、あけぼのの空色であり、彼自身の讃ふべき語を以てすれば、「鋼青」である。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
例へばその時折の衣服の調色、ある日の汗の臭などの些細の感覚の不愉快から終日母の傍に坐る事さへ苦痛にしたほど我儘で又驕奢であつた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
その点をあまり人々は考へてゐないらしい、美といふものは、物質の中に他の超物質的根元が肉化することによる物質の変容であるといふ――定義をいま仮りに正しいとすれば、モヂリアニの調色の方法は『物質』(絵具)に他の『超物質的根元』いまこれを『光り』や『色彩』と見よう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
その基調色は茶や黒又は鼠色で、昔のような派手なスタイルは下火になった」と或る新聞に出た。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
で、吃驚した川口は、思わずよろよろと立上った途端に、左手に持ったままの調色板の油壺から零れ落ちた油を、うっかり踏み滑って、後にあった絵具箱へ、後頭部をいやと云う程打ちつけたのです。
— 大阪圭吉 『闖入者』 青空文庫
今年のマチスの主調色は黒色である。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
虚報や臆測の多い記事に馴れているとはいえ、二つの新聞の主調色をなして片隅から競りのぼって来ているこの紙上の事件は、事実の誇張としても誇張せられるだけの何事かあるに相違ない。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
パレット これは普通の油絵のパレットでよろしい、あるいはブリキ板を使ってもいいでしょう、最も注意を要する事はパレットの掃除です、ヴェルニや速乾が交じっている絵具をそのまま捨てて置くと、何んとしても取れなくなるし、次の調色の非常な邪魔を致します。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
作例 · 標準
画家は、パレットの上で絵の具を**調色**し、理想の色を作り出している。
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壁紙の色と家具の色を合わせるために、微妙な**調色**が必要だった。
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この塗料は、光の加減で**調色**が変化して見えるのが特徴だ。
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標準
toning
作例 · 標準
写真の現像では、微妙な**調色**によって、写真の雰囲気が大きく変わる。
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この生地は、天然素材ならではの温かみのある**調色**が魅力だ。
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プリンターのインク設定で、微妙な**調色**を調整して印刷品質を向上させた。
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