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鞍部

あんぶ
名詞
1
標準
col
文例 · 用例
前者は前にも述べた通り、シャスタとシャスチナの間の、鞍部に懸垂しているが、アルプスのベルニーズ・オーバアラント山地あたりの大氷河に比べると、恐らく雛形ぐらいの小さいものだろうが、それでも擬似氷河ではない。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
石も多いがしかしそれに生え越して瑞々と茂った、赤松、樅、山毛欅の林間を抜けて峯と峯との間の鞍部に出られた。
岡本かの子 富士 青空文庫
水無瀬女は、ときどき山の峯の鞍部のところへ上って、伯母の山を眺めた。
岡本かの子 富士 青空文庫
女はもはや山の鞍部へ上って伯母の山の姿を眺め見ることはせず、理想なるものを持たず、ただその日その日を甲斐々々しく働いた。
岡本かの子 富士 青空文庫
大|華表のあるところ、即ち峠の鞍部まで下から十丁位しかなかつた。
田山録弥 旅から帰つて 青空文庫
午前六時小屋を出発して予定の尾根をまっすぐに登って行き、二六〇〇メートル辺から山を巻いて赤石岳と荒川岳の鞍部へ出で大聖寺平へ下って行く。
加藤文太郎 単独行 青空文庫
三角点へ往復して聖岳との鞍部へ下るとき、少し霧が晴れて聖岳が大きく聳えているのを見た。
加藤文太郎 単独行 青空文庫
三俣蓮華小屋は鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部で、黒部川と高瀬川の水源地にあります。
加藤文太郎 単独行 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日鞍部について考えている。
鞍部という言葉は日本語で重要だ。
彼は鞍部の意味を理解している。
この文には鞍部が含まれている。