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生々しい

なまなましい
形容詞頻度ランク #20862 · 青空 812
1
標準
vivid (memory, description, etc.)
文例 · 用例
(茲で一寸断つて置くが、ホンの少しの事が分ると、分つたことが当人にとつて余りに珍しいので却つて書けるといつたあの生々しい文学青年をも「書いてゐる奴」の中に入れて話してゐるのではない。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
彼は俳句の外に、いくつかの抒情詩と数十首の短歌をも作つてゐるが、それらの詩文学の殆んど全部が、上例の俳句と同じく、造花的の美術品で、真の詩がエスプリすべき生活的情感の生々しい熱意を欠いてる。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
石小舎の前には、樺や偃松が、少しは生えて、生々しい緑が捨てられている、谷底一杯は石の破片で埋まっていると言って、いいくらいで、白壁のような残雪が、崖の腹からくずれかかってその破れ石の上を、継ぎ剥ぎに縫っている。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
生々しい眉間の傷のような月が、薄雲の間にひっかかっていた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
下谷のある町の金貸しの婆さんの二階に間借りして、うら若い妻と七輪で飯を焚いて暮している光景のすぐあとには、幼い児と並んで生々しい土饅頭の前にぬかずく淋しい後姿を見出す。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
時には甚だしく単純な明るい原色が支那人のやるような生々しいあるいは烈しい対照をして錯雑していながら、それが愉快に無理なく調和されて生気に充ちた長音階の音楽を奏している。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
しかし幾ら手本無しに生活すると申ましても、そういう人でございましても、どうせ生々しいのでございましょうから、何事かに出合まして、五つや六つの調子を覚えましても、それから先は分りませんから、その五つか六つの調子をあらゆるものに当て嵌める事になってしまうのでございましょう。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
そして、このとき今まで彫刻的に見えた小初の肉体から妖艶な雰囲気が月暈のようにほのめき出て、四囲の自然の風端の中に一|箇不自然な人工的の生々しい魅惑を掻き開かせた。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
作例 · 標準
その事件の記憶は、今でも生々しく残っている。
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彼の説明はとても生々しくて、まるでその場にいたかのように感じた。
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事故の現場は、想像以上に生々しい光景だった。
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2
標準
fresh (blood, scar, etc.)
作例 · 標準
怪我をしたばかりで、傷口がまだ生々しい
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転んでできた擦り傷が、まだ生々しくて痛む。
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血の跡が生々しくて、事件の凄惨さを物語っていた。
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生々しい(なまなましい) — 幻辞.com