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雪峰

せっぽう
名詞
1
標準
文例 · 用例
東天一帯ようやく紅色を呈し、四面なお暗黒の間にありて、ひとり旭光の遠く雪峰に映じて、銀色を反射するありさまは、実に筆紙のよく尽くすところにあらず。
井上円了 西航日録 青空文庫
鶏声残月暁天晴、霞気浮紅日欲生、四面冥濛人未起、雪峰独帯旭光明。
井上円了 西航日録 青空文庫
途上、俗にタコマ富士と称する雪峰を望む。
井上円了 西航日録 青空文庫
雪峰巍立碧雲間、鎮圧閻浮幾万関、鶴林一夜煙散後、空留唯我独尊山。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
雲なき雪峰、芒原の間を流るる小川に姿をさらして、水巴起すを惜しくさへ感じ候。
佐藤垢石 寒鮠の記 青空文庫
それからまたカンチェンジュンガという世界第二の高雪峰の西側を通ってワルンというチベットの国境へ出て行く道もあり、その外にシッキムから直に〔カンバ城に〕入って行く道もありますけれども、いずれも関所もありあるいは関所のない所には番兵が見張をして居りますから容易には入れない。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
村の様子を見ますと四方は皆雪山をもって繞らし東西四里半、南北はごく広い所で一里半程の高原地にある村落で、しかして西の雪峰から東の方の谷間へかけてごく緩い斜線状になって居りますが、その斜線状に沿うて西の雪峰から流れ来る川があります。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
その川はツァーランという村の下を廻って南の雪峰の方に流れ去りその河岸の遙か上に村があるのですが、その村のある一部に小高い山がある。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫