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仏手柑

ぶっしゅかん異読 ぶしゅかん・ブッシュカン・ブシュカン
名詞
1
標準
Buddha's hand (Citrus medica sarcodactylus)
文例 · 用例
仏手柑の青む南国薫る日の光なよらに身をめぐりほめく物の香、鳥うたひ、天もゆめみぬ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
ぷんぷんと体臭を撒き散らす仏手柑
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
そしてきのふまで石榴を、葡萄を、柿を、仏手柑をいたはり通しにいたはつて来たその掌で、小さな烏瓜を愛撫し初めた。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
香気の蒸すやうな仏手柑など、いろいろあるなかに、なぜあのちつぽけな金柑がなくてはならなかつたのだらう。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
汽車が国府津へ着くと、小田原の町長を始め、講演会のきもいり達はそこのプラツトホームに仏手柑や馬鈴薯のやうな顔を並べて突立つてゐた。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
台北の官舎では芭蕉や仏桑花、蘭など沢山植えてあったが、私のまっ先に思い出すのは父が一番大切にしていた一株の仏手柑である。
杉田久女 朱欒の花のさく頃 青空文庫
指をもつらした様な面白い形の仏手柑はもいで籠に盛られて父の紫檀の机の上や、彫刻した支那の大テーブルの上に青磁の花瓶などと共にかざられていた。
杉田久女 朱欒の花のさく頃 青空文庫
仏手柑は香気が高くて雅致のあるものだった。
杉田久女 朱欒の花のさく頃 青空文庫
作例 · 標準
仏手柑は、その独特の形から、縁起物として飾られることもある。
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この仏手柑は、芳香が強く、香料としても利用される。
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彼は、収穫したばかりの仏手柑を、食卓に飾って楽しんだ。
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