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転輪聖王

てんりんじょうおう
名詞
1
標準
Chakravartin
文例 · 用例
『起世因本経』二に転輪聖王世に出づれば主蔵臣宝出でてこれに仕う、この者天眼を得地中を洞し見て有王無王主一切の伏蔵を識るとあるから、よほど古くより梵土で伏蔵を掘って国庫を満たす事が行われたので、『大乗大悲分陀利経』には〈諸大竜王伏蔵を開示す、伏蔵現ずる故、世に珍宝|饒し〉という。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
転輪聖王世に出でて四天下を統一する時、七つの宝|自ずから現われその所有となる。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
『大薩遮尼乾子受記経』巻三にも、転輪聖王の馬宝は、〈色白く彼、一日三遍閻浮提を行ず、疲労想なし〉とあり、古インド人白馬を尊べるを知るべし。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
聖人はその「四恩鈔」に父母の恩を説いて、「今生の父母は我を生みて法華経を信ずる身となせり、梵天帝釈四大天王、転輪聖王の家に生れて、三界四天を譲られて、人天四衆に恭敬せられんよりも、恩重きは今の某の父母なるか」とまで云って、しきりに父母の恩を説いておられるのである。
日蓮聖人はエタの子なりという事 旃陀羅考 青空文庫
大帝国を教化するに当たっては、釈迦の時代に思いも及ばなかった「転輪聖王」の理想が作られている。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
仏弟子第二の位は転輪聖王よりも貴い。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
等法品第卅九に転輪聖王の徳にそなはりたる一尺六寸の夜光摩尼宝は彼国十二|由旬を照すとあり、文多ければあげず。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
作例 · 標準
転輪聖王の教えは、慈悲と智慧に満ちていると言われる。
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仏教美術では、転輪聖王が車輪を回す姿で表現されることがある。
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伝説によると、転輪聖王は世界を平和に導く存在だという。
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ウィキペディア

転輪聖王(てんりんじょうおう、転輪王とも)は古代インドの思想における理想的な王を指す概念。地上をダルマ(法)によって統治し、王に求められる全ての条件を備えるという。サンスクリット語では「チャクラヴァルティラージャン 」「チャクラヴァルティン 」という。チャクラは「輪」、ヴァルティンは「動かすもの」の意味。

出典: 転輪聖王 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0