馬鹿囃子
ばかばやし
名詞
標準
orchestra present at Japanese festival
文例 · 用例
」と、馬鹿囃子に浮れたやうに、よいとこまかして、によいと突立ち、腕に抱いた小兒の胸へ、最一つ頤を壓へに置くと、勢必然として、取つたりと云ふ仕切腰。
— 泉鏡太郎 『錢湯』 青空文庫
薄むらさきの円弧燈、瓦斯と雪洞、鶴のむれ、石油のヱンヂンことことと水は山から逆おとし、台湾館の支那の児足の小さな支那の児、しよんぼり立つたうしろから馬鹿囃子。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
馬鈴薯は馬鹿囃子に浮かれて大喜びだが、立樹は可哀想だ。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
馬鹿囃子 ――鼻の動的表現(四) 昔から認められている「鼻の表現」の数々をここまで研究して参りますと、どうしても問題にしない訳に参りませぬのは、「おかめ」と「ヒョットコ」と「天狗」のお面であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
同時に馬鹿囃子という音曲の名前も、まことにふさわしいものとなって来るのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
かの三つの鼻の表現が、この馬鹿囃子に連れて動きまわる。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
……実は永遠に無自覚な人類生活の悲哀を「鼻の表現」と「馬鹿囃子」に依って象徴した最も哲学的な舞踊劇である、人生もしくは宇宙その物の諷刺である……という事を、舞っているものも見ている人も、知らずにいるのではあるまいかと考えられて来るのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
人類の生活はどこ迄行っても、馬鹿囃子位のものなのでしょうか。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの会場から賑やかな馬鹿囃子が聞こえてくる。
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馬鹿囃子の音頭に合わせて、観客も手拍子を始めた。
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伝統的な馬鹿囃子を保存するために、地元の若者たちが活動している。
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