開成
かいせい
名詞
標準
文例 · 用例
南校というのは今の高等商業学校の位置にあって、そこを卒業すると、開成学校すなわち今日の大学へ這入る組織になっていたものらしかった。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
三十六 私の長兄はまだ大学とならない前の開成校にいたのだが、肺を患って中途で退学してしまった。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
開成の初に妻を迎えて、家には玄機とほとんど同年になる憲と云う子がいる。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
それは「開成学校御構内辻(新次)後藤(謙吉)両氏蔵版遠近新聞第五号、明治二年四月十日|発兌」の冊中にある。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
蕃書調所は洋書調所(開成所、後の帝国大学の前身)と改称される。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
(臨渙裴明府席遇張十一房六)県城南面漢江流、江嶂開成南雍州。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
開成校は幕政府中の学校にして、時の政治に密着したるがゆえなり。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
語をかえていえば、開成校は幕府政党にくみして、その生徒教員もおのずからその党派の人なりしがゆえなり。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫