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来合わせる

きあわせる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to happen to come along
文例 · 用例
運よく原川社長(旧民政系代議士)が来合わせると五十銭ぐらい入れて貰ったりして感激の涙に咽んで帰って来る。
夢野久作 呑仙士 青空文庫
偶々奥さんが正気に近くなっているとき来合わせると、石川は一種異様な心持になった。
宮本百合子 牡丹 青空文庫
私のとなりに来合わせる人は、私を苦しめるだけでなく自身もよけいキュークツ故笑ってしまう。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
有馬では明朝、鵯越えから一ノ谷の史蹟案内をしてくださるために、神戸市史編纂の川辺賢武氏が来合わせる約束になっている。
吉川英治 随筆 新平家 青空文庫
日に十里を楽々と走破しうる健脚を有し、獅子をも斃す白光鋭利の牙を持ちながら、懶惰無頼の腐りはてたいやしい根性をはばからず発揮し、一片の矜持なく、てもなく人間界に屈服し、隷属し、同族互いに敵視して、顔つきあわせると吠えあい、噛みあい、もって人間の御機嫌をとり結ぼうと努めている。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
事件はそれで済んだのであるが、八太郎はまだ何だか気になるので、二、三日過ぎた後、下谷の方角へ出向いたついでに、かの辻番所に立寄って聞きあわせると、番人らは確かにその事実のあったことを認めた。
岡本綺堂 西瓜 青空文庫
あっちこち聞きあわせると、あの尼様はこの四五日前から方々の帰依者ン家をずっと廻って、一々、(私はちっと思い立つことがあって行脚に出ます。
泉鏡花 清心庵 青空文庫
近所でだんだん聞きあわせると、お国の評判はどうもよくない。
蝶合戦 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
「あれ、こんなところで会うなんて。私も今、そっちに向かおうと来合わせたところだよ。」
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事件現場に刑事たちが来合わせると、容疑者はまだそこにいたという。
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散歩中、偶然にも昔の友人とバッタリと来合わせて、しばらく立ち話をした。
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彼がちょうどパンを焼いているところに私が来合わせて、焼きたてをご馳走になった。
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来合わせる(きあわせる) — 幻辞.com