明断
めいだん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
clear or definite judgement (judgment)
文例 · 用例
御暇しよう」「ふむ――」 斉彬は、腕組をして「よく、考えておこう」 宗城は、立上りかけて「いつもの、明断に、似ぬではないか」 と、いってから、立上った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「明断、明断」 と、宗城は、振向きもしないで大声でいった。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
恭平、どっちが早いか、やろうではないか」 伊牟田は、それに答えもしないで、暫く黙っていたが「見渡すところ、その議論に於て、大久保に優るものなく、その明断に於て西郷に優る者なく、謂わば、これ、烏合の徒だ」「何?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
新築地は、幸いにして当局の明断に依って解散させられたからこそ、やっと、つぶれる事が出来たのだ。
— 三好十郎 『俳優への手紙』 青空文庫
もし当局の明断が無ければ、新築地は、生きているか死んだのかハッキリしないような姿で、ダラダラと生き続けていたに違いないのである。
— 三好十郎 『俳優への手紙』 青空文庫
こゝに於てか、これを解散させ打破らせた当局の明断は、世間のために幸いなことであった事は言うまでも無い。
— 三好十郎 『俳優への手紙』 青空文庫
そこで、捕まったら最後――世間の人には、法と裁きの明断が待っているかも知れない。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
犯罪の捜査が、そんな単純な考え方で済むくらいなら、何も探偵を呼ぶ必要もないであろうし、同時に探偵にもまた、明智や明断なぞの要素は、何の必要もないことになる。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
作例 · 標準
危機的な状況下で下されたリーダーの明断が、組織を崩壊の淵から救った。
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「どちらを選ぶべきか迷っていたが、君の明断のおかげで決心がついた」
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裁判官は証拠を慎重に検討した上で、公正かつ明断な判決を下した。
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