刺を通ずる
しをつうずる
表現動詞-ずる変
標準
to present one's card
文例 · 用例
名刺を通ずると、あんがい婦人はすぐに面会するということであった。
— 平林初之輔 『或る探訪記者の話』 青空文庫
そして其人の忽ち刺を通ずるに会つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
もし外国の学者でも来て名刺を通ずると、ファラデーは実験を中止し、今まで出た結果をちょっと石盤に書きつけて、階上に来り、親切にいろいろの物を見せる。
— 電気学の泰斗 『ファラデーの伝』 青空文庫
そして二人の姿を見ると、刺を通ずるまでもなく挨拶に出たが、固く引き締まった日に焼けた顔の色と云い、ショボショボした、人の好さそうな眼つきと云い、首の小さい、肩幅の広い体格と云い、どうしても一介の愚直な農夫である。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
作例 · 標準
新しい取引先を訪問する際、名刺ではなく刺を通ずるのが礼儀だ。
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彼は初めての会合で、丁重に刺を通じた。
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「では、早速ですが刺を通じさせていただきます」と彼は言った。
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