茶番狂言
ちゃばんきょうげん
名詞
標準
farce
文例 · 用例
あらゆる新聞講談から茶番狂言からアリストファーネスのコメディーに至るまでがそうである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
実に悲惨な、愚かしい茶番狂言を見ているような気がして、ああ、もう、この人も落目だ。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
御覧にならない方々のためにチョッと知ったか振りを御披露申上げておくが、博多二輪加の本領というものは、東京の茶番狂言や、大阪二輪加なぞと根本的に仕組みの違ったもので、一切の舞台装置や、台本なぞいう面倒なものの御厄介にならない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そして私はこの茶番狂言もいよいよおしまいになればいいがと思いはじめた。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
茶番狂言ではあるまいし、一生それで押し通すつもりじゃったか!
— 身代わり花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
それもてまえの身上でございますから、よく町内のお茶番狂言に呼ばれます」「お座敷商売の按摩だけあって、口のうまいやつじゃ。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
○弁天小僧の芝居は、見てゐて楽しいが、全体が茶番狂言の腹で行つた書き物である。
— 折口信夫 『若手歌舞妓への期待』 青空文庫
茶番狂言に類する喜劇で、輕口・口眞似などを主として居る(比嘉春潮氏報告)。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
作例 · 標準
社長の突然の辞任劇は、結局茶番狂言で終わった。
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彼の謝罪は、まるで茶番狂言を見ているようだった。
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報道されたスキャンダルは、単なる茶番狂言に過ぎなかった。
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