差し出る
さしでる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be forward
文例 · 用例
」「牝鶏のあしたすると言うて、牝鶏が差し出るからよ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
人に殺されたというわけでも無し、自分で首を縊ったのでございますから、検視のお役人方も別にむずかしい御詮議もなさいませんでした」「御検視が無事に済めば結構、わたし達が差し出るにゃあ及びませんが、ともかくもお悔みながらお店まで参りましょう。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
いくら蛙が可哀そうだといって、自分も弱い女の癖に、うっかり差し出るからこんなことになるのだ。
— 岡本綺堂 『蟹満寺縁起』 青空文庫
差し出るようですが、私は少し位は持っています。
— 谷中時代の弟子のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
京の女はこまかいそろばんをはじくというが、あんな女房を持っているとは、おうらやましいことだ」 詰りきった下士の台所を切りまわすには、亭主の内証を知っているほうが便利だろうが、まだ祝言もすまない長屋の青女房が、勘定割場まで差し出るのは、少々、念が入りすぎている。
— 久生十蘭 『奥の海』 青空文庫
人生の端っこをのぞいたばかりなのに、なにもかも知りぬいているみたいに、いい気になって差し出るのは、やめたほうがよろしかろう。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
……しかし、なにか事情のあることか知れないし、自分が差し出るような性質のことではないので、そのことには触れなかった。
— 蘆と木笛 『キャラコさん』 青空文庫
」院長も差し出る力はなかった、大司教が言われたことであるから。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも人の話に差し出てきて、自分の意見を主張する。
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そんなに差し出るものではない、と先輩に注意された。
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彼の親切心は分かるが、少し差し出すぎではないか。
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標準
to jut out
作例 · 標準
ビルの屋上から、大きな看板が道路に向かって差し出ている。
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崖から突き出た岩が、今にも落ちてきそうだ。
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この枝は、隣の家の庭にまで差し出ている。
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