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給米

きゅうまい
名詞
1
標準
文例 · 用例
給米を今日もまた和尚さんから立換へて頂戴した、恐縮々々。
種田山頭火 一草庵日記 青空文庫
うちの配給米屋は目白の消防署の裏です。
一九四一年(昭和十六年) 獄中への手紙 青空文庫
各大都市の人口は配給米をもって命をつないでいる。
宮本百合子 人民戦線への一歩 青空文庫
給米五日間にて僅に三合となる。
永井荷風 荷風戰後日歴 第一 青空文庫
この辺の被害は割合に少いが、西川君は病児や婦人連のみを連れておられるので、帰るにも帰られず、今なお配給米を受けて飛んだ避暑をやっておられる。
喜田貞吉 震災後記 青空文庫
従うて賃銀の支払方法も今風で、きっと元締のような者がもうできていることと思うが、前からある者は田植の投資期にはただ食わせてもらうだけで帰って行き、秋の収穫季に今一度|遣って来て、約束の給米を受けるほかに、また落穂を拾わせてもらったという話である。
柳田国男 木綿以前の事 青空文庫
一家を構えても女中をおけば物を盗まれるし、配給米や薪炭をとりに行くのが面倒、それに税金がかさんでくる云々……先生の最も怖れおる相手は税務署なるべし。
小西茂也 同居人荷風 青空文庫
そのころ、三度三度赤飯を食べさせるので、「何かめでたいことでもあるのか」と聞くと、米のとれない土地なので、配給米のたしにアズキを入れるのだといっていた。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫