神足
じんそく
名詞
標準
文例 · 用例
されば仙人、王女の軟らかな手で抱かれ、すなわち神足を失い、食事済んで飛び去らんとすれど能わず。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
仕方がないから王宮の後園へ歩み入り、修行して王女の細滑を忘れ切り、神足を恢復せんとしたが、ここは御庭先の栞り門、戸を立てるにも立てられぬ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
その間を鹿爪らしく歩んで城から遠からぬ林中に入り、神足を修せんとしたが、鳥が鳴き騒いで仙人修行し得ず。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
すなわち林樹を捨て河辺に到り、その本法を以て神足を修せんとするに水中魚鼈廻転の声が耳に障る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
京都府|乙訓郡新神足村友岡) 美濃の谷汲の念仏池は、三十三所の観音の霊場である為に、はやくから有名でありました。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫