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ベニヤ板

ベニヤいた
名詞
1
標準
plywood
文例 · 用例
彼は黙ってベニヤ板のように固くなっている自分の腹を撫でた。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
セイキの婆さんは、古くからある店の神さんらしくもなくさばけなくて、どっちかというと因業な顔つきで、襷がけで、五十銭札のうすきたないのを、ねばるように一枚一枚、細工場のベニヤ板の上へ並べて釣銭を出している。
一九四一年(昭和十六年) 日記 青空文庫
実際には、強度のことも考える必要があったので、外側をベニヤ板、内側を紙布にした襖を作ってみたが、これはたいへん具合がよくて、もう十年近く経っているが、何ともない。
中谷宇吉郎 防寒戸 青空文庫
虎ノ門の焼けビルの跡などに古いベニヤ板を三角に立て合はせて、その鶏小舎然たる裡に寝泊りしてゐるその男である。
宮地嘉六 老残 青空文庫
すべてベニヤ板にドイツ風な彩色を施したものである。
三好達治 オルゴール 青空文庫
河を下ってゆく伸子たちのマクシム・ゴーリキイ号は、船艙いっぱいに上流の森林地帯から生産されたベニヤ板を積みこんでいた。
宮本百合子 道標 青空文庫
高く積み上げられたベニヤ板と船艙の天井との間にヴォルガ沿岸地方の多勢の農民がねころがって、ニージュニからカザンまで、カザンからサマラまでという風にのっていた。
宮本百合子 道標 青空文庫
しめっぽくて強い木の香のみちた船艙に鞋をはいた農民たちが、黒ラシャの外套一枚を毛布がわりに積荷であるベニヤ板の上にころがって河を下ってゆく光景は「夜の宿」の舞台めいているようだけれども、その船艙の一隅には「赤い隅」と「図書部」があって、素子はそこから本をかりた。
宮本百合子 道標 青空文庫
作例 · 標準
台風が近づいているので、窓ガラスが割れないように外側からベニヤ板を打ち付けた。
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ガレージの壁にベニヤ板を張り、工具を引っ掛けるためのフックを取り付けた。
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子供の頃、秘密基地の屋根にするために捨ててあったベニヤ板を拾ってきたことがある。
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