センセーショナリズム
センセーショナリズム
名詞
標準
sensationalism
文例 · 用例
センセーショナリズムに対して抵抗を失った風俗文学の条件反射は、人情と芸大事の宗匠、里見、久保田万太郎に『読売』がインタービューしたとき、作家の立場として、由起しげ子の小説と結びつけてさわぎにすることの間違いは力説されなかった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
センセーショナリズムは、内剛外屈の吉田内閣が民主化すてながしの一九四九年度筋書として極端にまで使用した方法でもあった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
尤もこの気運とは別に、最近の戦時的センセーショナリズムは、新聞紙の学芸欄を圧迫すると共に、ブック・レヴューへの尊敬は編集上著しく衰えたのではあるが。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
ブルジョア新聞紙の批判的性能の消滅、世論指導力の喪失、センセーショナリズム化(その極端な場合が黄色ジャーナリズム化)・商品化(それは広告に於て最も露骨である)・等々と呼ばれる現象が之に外ならない。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
――それにニュース(新聞・報道)は、最も通常な――重大ならぬ――市井の日常茶飯事に就いてさえ、好んで新奇を見出すことが出来る(センセーショナリズム)。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
商品が単なる販売のためのものであって、その交換価値が実質的な使用価値から抽象されると丁度同じに、報道が単なる報道のための報道として強調され、所謂報道価値が報道の実質的な使用価値から抽象されると、それがかのセンセーショナリズムとなる。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
実際、このセンセーショナリズムによってブルジョア新聞出版企業は著しい発展を遂げることが出来たのが事実である。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
だがこのセンセーショナリズムがより極端に徹底されると、報道は凡そ報道の反対物にさえ、捏造記事にさえ、到着することが出来る(このことは所謂エロ・グロ記事――之は人間の最も一般的で抽象的な感覚に訴える――に於て最も著しい)。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
作例 · 標準
彼はセンセーショナリズムに訴える報道手法を批判した。
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センセーショナリズムに走ると、事の本質が見えなくなることがある。
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センセーショナリズムを煽るような見出しは、読者の注意を引くだけだ。
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