迦楼羅
かるら
名詞
標準
Garuda (man-bird deity and 'vahana' of Hindu-Buddhist myth)
文例 · 用例
天竜・夜叉・乾闥婆より、阿脩羅・迦楼羅・緊那羅・摩※羅伽・人・非人に至るまで等しく憫れみを垂れさせたもうわが師父には、このたび、爾、悟浄が苦悩をみそなわして、特にここに降って得度したもうのじゃ。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
金翅鳥は竜を常食とする大鳥で、これまた卵胎湿化の四生あり、迦楼羅鳥王とて、観音の伴衆中に、烏天狗様に画かれた者だ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
すでに『唐土訓蒙図彙』に示せる羽民国の人のごとき、また『仏像図彙』に見るところの迦楼羅王の形のごときは、全くわが国の天狗に類するものなれば、これらの想像のよって起こるところなかるべからず。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
元来年々大きな霰の降るというのは八部衆の悪神すなわち天、龍、夜叉、乾達婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩伽羅迦等〔八部衆の悪神〕が人民を害することを大いによろこんで霰や雹を降らして、そうして収穫を滅却してしまうのである。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
僕は、おまえを好いてはいないんだ」 少し、ポチにもわかるらしいのである。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
世の中の変遷を見守って来た人、達識者は、幾多の経験の末、どうしてもこの力に結論せざるを得ないものにぶつかるらしいのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
けれども、小木までには、またバスで、三時間ちかくかかるらしい。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
お母さん、昼顔を読んだことが無いはずなのに、それでも勘で、わかるらしいのだ。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
作例 · 標準
仏教美術において、迦楼羅は鳥の姿をした神として描かれることが多い。
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インド神話の迦楼羅は、ヴィシュヌ神の乗り物とされる。
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お寺の天井画に、炎を背負った迦楼羅の姿がダイナミックに描かれていた。
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ウィキペディア
迦楼羅(かるら)は、インド神話のガルダを前身とする、仏教の護法善神。八部衆及び二十八部衆の一員とされる。「迦楼羅」の音写はパーリ語に由来する。迦楼羅天とも呼ばれ、現図胎蔵界曼荼羅図中の像を『諸尊不同記』ではそれぞれ迦楼羅王、迦楼羅女と呼んでいる。食吐悲苦声(じきとひくしょう)と漢訳される。別名、金翅鳥(こんじちょう)というが、これはガルダが金の翅や頭を持つ所からインド神話に登場する鳥「スパルナ 蘇鉢剌尼(そはらに)」と同一視されたため生まれた漢訳語である。
出典: 迦楼羅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0