回り灯籠
まわりどうろう
名詞
標準
revolving lantern
文例 · 用例
」 回り灯籠のやうになつて子供達は尚も切りに追ひ掛け始めた。
— 牧野信一 『池のまはり』 青空文庫
」と、笑つたが、――さすがに私も、取るに足りない愚かな感情にこだわつて、馬鹿気た回り灯籠に夢中になつて息を吹きかけてゐるやうな自らを眺めて、ウンザリした。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
……雨のやうなしぶきを飛ばせて……」 百合子が悲鳴をあげて逃げまどふのも関はず、連中は風に煽られた回り灯籠のやうに凄まじく、ぐる/\と回つて、やがて目が回つてばたり/\と打ち倒れるまで、かごめかごめの凄まじい堂々回りを続けた。
— 牧野信一 『まぼろし』 青空文庫
その絵といふのは短冊形の長い硝子板に様々な行列やら軍艦の数々などを描き、一端から小刻みに繰り出して、回り灯籠のやうに多くのものゝ姿を順々に引き出すのであつた。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
壜を片手にして私は回り灯籠の影絵のやうにグル/\と堂々回りをした。
— 牧野信一 『鱗雲』 青空文庫
手をはなしたもんだから又彼はまわりどうろうのように一つところをぐるぐるまわりして居る。
— 宮本百合子 『心配』 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜、縁側で回る回り灯籠を眺めるのが好きだった。
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祭りでは、色とりどりの回り灯籠が幻想的な雰囲気を醸し出していた。
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部屋の片隅に置かれた回り灯籠の光が、静かに揺れていた。
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