譲り葉
ゆずりは
名詞
標準
文例 · 用例
ユズリハは譲り葉で、その時季に際すれば旧葉が枝から謝すれば、早速その上方に新葉が萌出して旧葉に代わるからそういわれる。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
譲り葉は常磐木で四時青々と茂っているが、しかし初夏の候になるとその葉が新陳交代するのである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
譲り葉の野生が多いのも見慣れない人には珍らしいであろう。
— 木暮理太郎 『白馬岳』 青空文庫
これは譲り葉の木です。
— 河井酔茗 『ゆづり葉』 青空文庫
この譲り葉は新しい葉が出来ると入れ代つてふるい葉が落ちてしまふのです。
— 河井酔茗 『ゆづり葉』 青空文庫
そしたら子供たちよもう一|度譲り葉の木の下に立つて譲り葉を見る時が来るでせう。
— 河井酔茗 『ゆづり葉』 青空文庫
ある家庭で歳末に令嬢二人母君から輪飾りに裏白とゆずり葉と御幣を結び付ける仕事を命ぜられて珍しく神妙にめったにはしない「うちの用」をしていた。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
裏白やゆずり葉を輪の表に縛り付けるか裏につけるかを議論していた。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫