覚弥
かくや
名詞
標準
finely chopped mixed pickles
文例 · 用例
こどもを抱いて石段をあがるところ、岡部覚弥の役で、そいつが狂女になって着物を着て、絵のすがたのとおり、はじめはネンネコヤネンネコヤとやっていて、終りに気狂いになるところをやる。
— 板谷波山 『美術学校時代の岡倉先生』 青空文庫
見渡したところ冥途もかくや、蕭寂たる幽境、一木一草も見當らんぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
贄卓の上の色硝子の窓から差し入る夕日が、昔の画家が童貞女の御告の画にかくやうに、幅広く素直に中堂に落ちて、階段に敷いてある、色の褪めた絨緞を彩つてゐる。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
さて御料理番に折入つて、とやせむかくやせむと評議の上、一通の獻立を書附にして差上げたり。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
泣く聲、喚く聲、哀に救助を求むる聲は、悽まじき怒濤の音と打交つて、地獄の光景もかくやと思はるゝばかり。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
月は慘たり、月下の海上に砲火迸り、硝煙朦朧と立昇る光景は、昔がたりのタラント灣の夜戰もかくやと想はるゝばかり。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
」「まあとにかくやつていらつしやい。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
※|実に寒山のかなしみも、かくやとばかりふる雪に、積る……幕外へ。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
作例 · 標準
「お茶請けに出された覚弥のカリカリとした食感が、心地よいアクセントになっている。」
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「祖母が漬けた自家製の覚弥は、酸味と塩気のバランスが絶妙で、ご飯が何杯でも進む。」
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「彩り豊かな覚弥を細かく刻んで、ちらし寿司の具材に混ぜ込んでみた。」
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「京都の老舗漬物店で見つけた覚弥は、お土産としても非常に喜ばれる一品だ。」
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