とまれかくまれ
とまれかくまれ
表現副詞
標準
in any case
文例 · 用例
とまれかくまれ疾くやりてむ。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫
それはとまれかくまれ、正精は西丸下より小川町に移る中間に、一たび丸山邸に入つたのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
この情けない有様を、偶々見付けた母親は慄へ上つて怒気含む、すると此の子のやさしさはその母親の驚愕に、とまれかくまれ身を投げる。
— OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD 『ランボオ詩集』 青空文庫
彼一条はとまれかくまれ、かねてより、社の近傍に在らでは不都合と。
— 清水紫琴 『葛のうら葉』 青空文庫
とまれかくまれの字は普くは通じ難し。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
昔の戰爭は近代戰に較べると小規模なものであつたし、現在よりいくらかましかと思はれる點は、とまれかくまれ敵といひ、味方といひ、憎む者同志で戰かつてゐるのであります。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
作例 · 標準
とまれかくまれ、無事に帰ってこられただけで十分だ。
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意見は分かれているが、とまれかくまれ会議を始めよう。
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「とまれかくまれ、おめでとう。君の努力が実ったね」
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