心王
しんのう
名詞
標準
文例 · 用例
さて心王は一体どこへ行つたのだらう、行へが分らない。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
しかもこの精神作用のうちで、識が中心ですから、これを心王といっています。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
ないし、衆生身の死ぬときは、識、受覚法界を持し、もって他生に至り、父母の縁によりて、識これに託す」と)宗鏡録曰、不為垢法之所染、寧為浄法之所治、非生死之所羈、豈涅槃之能寂、遂称識主、故号心王。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
ついに識主と称する、ゆえに心王と号す」と)義楚六帖云、倶舎曰、漸死足斉心最後意識滅、下人天不生。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
ないし、外には魂魄神の名あり、内には心意識の異あり、界趣に行く者は心王蔵識なり。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
嗚呼、想界に新なる生を享くる人もまた胸に轟く心王の烈しき聲にむちうたれ、築き上ぐべき柱には奇しき望の實相を深く刻みて、譽なき汗に額をうるほさむ。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
[79] おーリシャール、世界は貴方を見捨てた グレットリイの有名なオペラ「獅子心王リチャード」の第一幕で歌われるアリア。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫