田夫
でんぷ
名詞
標準
peasant
文例 · 用例
すなわち通人粋客に対して、世態に通じない、人情を解しない野人田夫の意である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
間もなく煙草專賣局の本所工場觀覽招待に同行を約した内田誠君から、久保田夫人告別式の歸途自動車事故で足に負傷したのでお伴出來ぬと斷りの電話が掛かる。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
先日、浅田夫人恋の三段飛という見出しの新聞記事を読みました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
ふといロイド眼鏡かけて、ことし流行とやらのオリンピックブルウのドレス着ている浅田夫人、幼な名は、萱野さん。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
」 佐賀錦の紙入から、其の、ざく/\と銅貨まじりを扱つた、岡田夫人八千代さんの紙包みの、こなしのきれいさを今でも覺えて居る。
— 泉鏡太郎 『九九九會小記』 青空文庫
内田魯庵といふ男は夏目君は金田夫人に談判されて迷惑して居るさうだとある男に話したさうだ。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
同じ嘘なら現在むやみに可愛がつて呉れる上田夫妻を、父と呼び、母と呼ぶ嘘の方が、堪へられた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
その前年の師走、草田夫人から僕に、突然、招待の手紙が来たのである。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
作例 · 標準
昔の物語には、純朴な田夫が登場することがよくある。
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都会の生活に疲れた彼は、田夫として自然の中で暮らすことを選んだ。
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領主は田夫たちから重い年貢を取り立てていた。
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