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木版刷り

もくはんずり
名詞
1
標準
woodblock printing
文例 · 用例
ずいぶん俗悪な木版刷りではあったが、しかし現代の子供の絵本のあくどい色刷りなどに比較して考えるとむしろ一種稚拙にひなびた風趣のあるものであったようにも思われる。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
そのころ福沢翁の著わした「世界国づくし」という和装木版刷りの書物があった。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
「したら、名刺でいゝから」 女はいはれるまゝに、小さな千社札のやうな木版刷りの、名刺を一枚食卓の上においた。
有島武郎 青空文庫
それはとにかく、日本紙に大きな文字を木版刷りにした書物のページに、点々と真紅の不審紙を貼り付けたものの視像を今でもありありと想い出すことができるが、その追憶の幻像を透して、実にいろいろな旧日本の思想や文化の万華鏡がのぞかれるような気がするのである。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
横に長い黄表紙で木版刷りの古い本であった。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
なぜならそれらは悉くなまめかしい極彩色の模様のある、木版刷りの封筒に入れられているのである。
谷崎潤一郎 卍(まんじ) 青空文庫
作例 · 標準
この本の挿絵は、すべて木版刷りの温かい風合いを持っています。
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木版刷りの技法は、インクの濃淡を巧みに表現できます。
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古い建築図面は、木版刷りの技法で描かれていることが多いです。
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