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声を出す

こえをだす
表現動詞-五段-サ行
1
標準
to speak
文例 · 用例
悶え苦しさに覚えず唸り声を出すと、妻は驚いてさし覗いたが急いで勝手の方へ行って氷を取りかえて来た。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
一体に、谷は、四月の末か、五月頃の柔々しい呼吸で充ちていて、大きな声を出すのすら、いたいたしいようだ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
数疋の猫がそれぞれ高低の異った鳴声を出すようにしてあるので、うまく鍵盤をたたいてやれば猫の音楽が出来るというのである。
寺田寅彦 猫六題 青空文庫
そのうちに、始めに出た極度の大声を出す人が壇上に立ってまた何事か述べはじめた。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
老人や軍人の男装をした踊り子までがみんな女の子のきいきい声を出すので猶更そういう「毀れやすい」感じを起こさせるようである。
寺田寅彦 マーカス・ショーとレビュー式教育 青空文庫
マルセーユの夜の酔泥れた女騎兵士官の寝床、売春婦の体温が軍服に滲みでて、私が彼女が卒倒しない程度で号令をかけるのだが、たちまちアダが軍帽の下にクレオンで愛情を描くと、卵色の口を開いて作り声を出すと、ねえ、つきあえよ、Y。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
――アダ、私は貴女が容易く身を委すたびに飛行機のプロペラのこわれたように扁平な地球からころげ墜ちるような大陸的な叫声を出すのを知っているのです。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
)脈を取ったり血を検査したりしたが、別に何も云わないから、自分で胃潰瘍だという事を話して吐血前の容体を云おうとしたが声を出す力がなくて、その上に口が粘ってハッキリ云う事が出来なかった。
寺田寅彦 病中記 青空文庫
作例 · 標準
風邪で喉を痛めてしまい、数日間まともに声を出すことができなかった。
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「恥ずかしがらずに、お腹からしっかり声を出して挨拶しなさい」
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感動的な映画のラストシーンに、観客のあちこちから鼻をすする声が出した。
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