眺め合う
ながめあう
動詞
標準
文例 · 用例
真の尊敬というものは、お互いの近親感を消滅させて、遠い距離を置いて淋しく眺め合う事なのでしょうか。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
「だらしがないな、羽織の襟が曲ってるよ、おかあさん、」「生意気いうよ、こどもの癖に、」二人は微笑して眺め合う。
— 岡本かの子 『巴里のむす子へ』 青空文庫
水掛祝いという慣わしはあるが、それでは聟攫いじゃと腹を抱えて聟殿を珍しげに眺め合う。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
二人とも、しばらくは、見飽くことなく、お互いの姿をただ眺め合うばかりであった。
— 二天の巻 『宮本武蔵』 青空文庫