泥洹
ないおん
名詞
標準
nirvana
文例 · 用例
行かねばならないおんつぁんを、親身に送るものは、不良青年の極印を押された勃凸が一人ゐるばかりなのだ。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
ところが教科書から目を起こせば、地図の一枚もないおんぼろ教室の様子は、教科書に嘘が書かれていることを突きつけてくるのです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
私は寝台の上にあがると例によっておんなのことを考えようとする、時間の消える方法に没しようとしたが、この日どういうわけか、おんなという感覚がちっとも頭に来なくて、茫漠と捉えどころのないおんなのいないおんなの考えに出会した。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、泥洹とは煩悩から解放された境地を指す。
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多くの僧侶が泥洹の境地を目指して厳しい修行を続けている。
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彼の顔には、泥洹に達したかのような穏やかな表情が浮かんでいた。
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