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蚊帳売り

かやうり
名詞
1
標準
文例 · 用例
この程、大阪乞食の傀儡師や江戸のヨカヨカ飴屋、越後|方言の蚊帳売りなぞに変化して、大公儀の隠密が入込みおる。
夢野久作 名君忠之 青空文庫
「きょうは屋敷町の方で蚊帳売りの声を聞いて来ましたよ。
第一部下 夜明け前 青空文庫
一節切 近江訛りの蚊帳売りや、懶い稽古三味の音が絶えて、ここやかしこ、玉の諸肌を押し脱ぐ女が、牡丹刷毛から涼風を薫らせると、柳隠れにいろは茶屋四十八軒、立慶河岸の水に影を映していっせいに臙脂色の灯が入る。
上方の巻 鳴門秘帖 青空文庫
」 と、後ろを見ると、四、五人の蚊帳売りが荷を担って、目の前をさえぎったので、少し離れて、その通りぬけるのを待っている。
船路の巻 鳴門秘帖 青空文庫