つるべ落とし
つるべおとし
名詞
標準
fast descent
文例 · 用例
」 いかさまつるべ落としの秋の日と、形容どおり、いつかもうたそがれかけてきたというのに、なおしきりと考え込んでいましたが、しかし、そのうちに名人の手がそろそろとあごの下にまわされだしました。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
つるべ落としにしだいに暮れて、そこはかとわびしい初秋の夕暮れが近づきました。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
つるべ落としと云われるほど暮れるに早いこの頃の日は、見る見る裾野を夜に導き、朦朧と四辺を闇にした。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
つるべおとしといふ秋の日、早くも山中にて暮れむ。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫