昨非
さくひ
名詞
標準
文例 · 用例
昨非今是まことに面目ないが、単に朝令暮改と笑殺されてもさし支へない。
— ――語尾「し」の発生―― 『形容詞の論』 青空文庫
茱萸をグミだと誤解している人達は、早速に昨非を改めて、人の嗤い笑うを禦ぐべきのみならず、よろしくその真実を把握して知識を刷新すべきだ。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
ゆえに今日アオツヅラフジの名を誤称している人々は早速にそれをカミエビの名にかえて呼び、もって昨非を改め今是とすべきだ。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
秀吉は彼に、茶の湯料にと、近江の地で、知行五千石を与え、敢えて昨非の罪を、深く追求しなかった。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫